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負債額X億円!? 風の噂を耳にしました。 石田あきらさんの連載はどうなるのでしょう・・・。 少し考えれば日本で成功しないことなんてわかりそうなのに。 本という媒体をデジタルに移行するのは無理だろう。 某掲示板でもチラツと話が出ていますが、スレ事態が過疎なので・・・・。 欲しい単行本は今のうちにキープしましょう。 2億円に債権者150人↑?さようならヨイチミコト... -- 名無しさん (2005-11-02 00 02 19) 名前 コメント
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【検索用 あのひとときにさようなら 登録タグ CeVIO v|||v あ すずきつづみ わたなべとまり 曲 曲あ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:v|||v 作曲:v|||v 編曲:v|||v イラスト:わたなべとまり(Twitter,piapro) 唄:すずきつづみ 曲紹介 何かの記念日とか、 節目の瞬間の嬉しさや楽しさと同時に未来への不確実性や終わりの予感を感じてしまって寂しくなっちゃうときがあります。 でも時間は止まってくれないのですね〜;; 曲名:『あのひとときにさようなら』 v|||v氏の15作目。2作目のすずきつづみオリジナル曲。 CeVIO10周年ソングコンテストでグランプリ(1位相当)を受賞した。 2023年11月17日に開催されるさとうささら&すずきつづみが主演を務めるライブ「ささら つづみ Autumn ~晴れ舞台!~」にて演奏される予定。 歌詞 (動画概要欄より転載) さっきまで大人の全てが大きくて 先見えぬ将来に夢を見ていた 目を覚ました今日は何回目? 数えたくなくなってしまった 気がつけば青も枯れた ずっとこのまま時が止まっちゃえば この嬉しい檻の中で 終わりを考えることもないのに あーまだまだここにいたい! この時間に縋っていたい 終わりたくない! 眠らずに今日も祈ってみる ちょっと待って また気がつけばずっと向こうの今日だ 先見えぬ将来に夢も見られなくなった;; 大人なんてそういうものだと 受け入れない僕には 隙間、覗く終わりが怖い ああああ ずっとこのまま時が止まっちゃえば この嬉しい檻の中で 終わりと目が合っちゃうこともないのに まだまだここにいたいのに その時間がやってきて また過ぎていく 眠れずに今日も祈っている またひとつ終わり始まっている 誰がどうしても時は進む 無常に過ぎている ずっとこのまま時が止まっちゃったとしたら… ねぇ、もし未来に 望む今日があったなら悔しいから 涙目の一歩巻き戻して! まだまだ此処で過ごしていたい いずれ終わってしまうなら せめて忘れないように ひとつひとつ噛み締めて今日を生きたいな コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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紬は大学とバイトのうえに、空いた時間には父から経営学を学ぶ という日々の多忙さのため、 梓は軽音部の部長をつとめながら、大学受験で忙しかった為だという。 そして、何よりメールの回数がほんの一回しかなかったから きっと大したことじゃないだろう、という共通の思いもあった。 四人は唯がどんな思いでメールを打っていたのかと思うと、 懺悔の念と共に涙が溢れ出してきた。 紬「私たち、唯ちゃんになんてことを・・・。」 律「そりゃ・・怒るよなぁ・・一年近くほって置いて・・・都合よくなったら またバンドやろう・・・なんて・・・」 四人は泣き出してしまった。 自分たちの唯に対する行いにこの上ない罪悪感を感じていた。 それから一時間経って、ようやく四人は泣き止んだ。 そしてその後、今度は憂の知る今の唯のことが話された。 憂「・・・・それで近頃はお姉ちゃん、まるで別人みたいになって・・・。」 律「それにしても、唯はなんであんなのとつるんでるんだ? ・・・まぁ、今の私にそんなこと言う権利は無いけど・・。」 律は泣きあがりのまだしゃくりの入った声で言う。 梓「でも、人って自暴自棄になったら、あれくらいには・・・」 すると、俯いたまま澪が遮るように言う。 澪「・・・・実はさっき、唯達との別れ際に私、 唯を止めようとして一瞬唯の肩を掴んだんだ。 そうしたら・・・」 紬「そうしたら?」 澪「震えていた。 怖いほどに。」 憂「じゃあ、お姉ちゃんは自分で望んでその人たちのところに にいるわけではないってことですか? 例えば・・脅されてるとか。」 梓「確かにそうですよね。 サークルなんてその気になればいくらでも やめることだってできますし・・・」 澪「んー・・・」 澪はうなだれて、考え込んでしまった。 考え込む澪に律が言う。 律「ま、まぁ理由はどうあれ、まずあいつに謝んなきゃな・・・」 律「そしてできればあいつを今の状況から救ってやる。 例え唯が私たちのこと嫌いになっていたとしても、 それをするのがずっと無視してきた私たち にできる償いってやつだろ?」 澪は顔を上げた。 澪「そうだな。」 律「そして、HTTを再結成する!」 梓「・・・それは図々し過ぎますよ。」 憂「・・・そうだみなさん、お姉ちゃんの部屋見ますか?」 憂が切り出した。 澪「そうだな。 唯の部屋を見れば何かわかるかもしれないし。」 澪の一言で憂と四人は階段を上がり、二階にある唯の部屋に向かった。 唯の部屋に入ると、そこは一見、かつて勉強会をしたときと 何ら変わっていなかった。 ただ、生活感が全く感じられなかった。 一同は無言のまま暫らく部屋を見回す。 律「なんだこれ?」 律は机の横にいくつかの写真たてがまとめられていることに気づいた。 ・・・・! そこには数年前のまだ高校生だったころの自分たちが収められていた。 どの写真たてもみんなHTTの思い出の写真が収められていた。 紬「そんな・・・・だってさっき・・・。」 先程の唯の言動からするととても考えられないものを見た一同は驚きを隠せなかった。 律「なんでこんなものが・・・・。 これで私たちのこと・・・・呪おうとしてたとか・・?」 すると憂が首を横に振りながら答えた。 憂「きっと違います。 だってお姉ちゃん、たまに帰ってきてその写真を大切そうに見てるもの・・・。」 確かにその写真たては他の生活感がなく、ほこりをかぶっている家具に比べて ほこりをかぶっていないどころか、不自然なほどにきれいだった。 梓「やっぱりおかしいです! だってただ私たちにひたすら怒ってるだけなら こんなもの部屋に置いておくはずありませんよ!」 澪「じゃあ、やっぱり・・・・いじめがあるのか?」 一同はまたしても考え込んでしまった。 憂「・・・・・っ!」 すると不意に、さっきまで俯いて震えていた憂が突然振り返ると 唯の部屋を出て走り出した。 梓「待って! 憂!」 四人は慌てて唯の部屋から出ると憂を追いかけて階段を下りた。 そして、憂を追いかけて着いた場所は台所だった。 紬「憂ちゃん。 何を・・・?」 不思議そうにたずねる紬には目も暮れず、 狂ったように憂は棚から包丁を取り出した。 梓「憂! 何してんの!」 憂「やめてよ!」 梓は急いで憂を止めようと腕に掴みかかるが、 小柄な梓は憂に簡単に振りほどかれてしまう。 梓「きゃあ!」 床に伏せる梓には見向きもせず、憂は包丁を持ち直す。 憂「これからお姉ちゃんをいじめる奴らを殺してやるの! ・・・一人残らず・・・例え刺し違えても!」フーッ フーッ 憂「だから・・・邪魔しないで!」 憂の目は本気のあまり、目に「刺殺」と浮かんでいるかのようにさえ見えた。 憂は狂ったように泣き叫ぶと、澪たちに包丁の先端を向けた。 目からは大粒の涙が溢れ出していた。 憂「澪さんたちだって、・・・邪魔するなら・・容赦しません! そもそもあなたたちだって・・・お姉ちゃんを無視してっ!・・」 憂が澪たちに斬りかかろうとした瞬間、 律はとっさに手元にあった写真立を憂に投げつけた。 憂「うっ・・・・」 澪「今のうちだ!」 ひるんだ憂を見て澪、律、紬の三人は 急いで憂を押さえ込む。 憂「離してっ!・・・ 邪魔しないで!」 包丁を取り上げられて、押さえつけられてもなお暴れる憂 を三人は必死に押さえ込む。 憂(・・・・・・!) 憂が暴れながらふと目線を下に落とすと、そこにはさっき 律が投げた写真立が落ちていた。 そしてそこに写っていたのは――――――満面の笑みを浮かべた唯だった。 いつもの笑顔で憂に抱きつく唯の写真だった。 憂「お姉ちゃん・・・・・」グスン いつからだっけ、お姉ちゃんとこんな風にしていないのは・・。 お姉ちゃんがいない部屋は私には広すぎるよぉ・・・。 寂しいよ・・・・・お姉ちゃん・・・・。 憂は突然抵抗をやめると、写真立に涙を落とした。 憂の落ち着いた様子を見て、三人はそっと憂から離れた。 憂「うっ・・・う・・おねえちゃん・・・・」 とうとう憂は声をあげて泣き始めてしまった。 しばらく泣きじゃくる憂を見て、律が憂の肩になだめるように手を置く。 律「憂ちゃん・・・。よし! 決めた! 私たち絶対この写真みたいな唯を取り戻して見せるよ! 約束しよう! だから、必要なときは憂ちゃんも力を貸して! ね?」 憂「・・・・・・はい!」 憂は涙を拭きながら嬉しそうに答えた。 気がつくと、時計は夜の10時をまわっていた。 紬「今日は遅いのでこの辺で・・・」 律「そうだな。 憂ちゃん、またなんかあったら頼むよ。」 結局、事の真相を得られることはなかったが、四人は唯の部屋を出た。 憂「こちらこそ、さっきは取り乱してしまって本当にすいません。 お姉ちゃんを助けてあげてください・・・。」 玄関先で見た憂の目にはまた涙が光っていた。 そして、四人は唯の家を後にした。 …… 律たちがちょうど唯の家にいたころ、唯達は大学の音楽室にいた。 男A「どうした、唯?」 唯は教室の隅のほうで震えながら夕食の弁当を食べる。 この弁当はさっきの唯の演技が自分たちの期待値以上だったことに 満足した先輩が買ってくれた、この辺では雑誌で紹介されるほど 美味しいと評判の弁当らしい。 だが、唯にとって弁当はおいしくもなんともなかった。 これなら、多少焦げたりしていても憂の料理のほうが何千倍もおいしいだろう。 そして唯はまた、憂の料理をみんなで囲んだクリスマスを思い出して、 ほっこりと幸せな気持ちになる。 そんな唯の姿を見て、男が不満そうに言う。 男A「おい、お前あいつらに会ってまたおかしくなってんのか?」 唯「・・・・」 唯は無言のまま首を横に振った。 さっき道で会った澪たちに嫌な思いをさせられたのは、 実は少しいい気味だとさえ思えた。 自分の受けた屈辱を考えると、当然の報いだと唯は考えていた。 だが、それは同時に過去の輝かしい思い出を汚すことになるような気がしていた。 そして、唯の中では「もう決して澪たちに関わらないようにする。」 という結論がいつしか出されていた。 唯(私はもうあの人たちとは関係ない。 だから、あの人たちに関わらないのが一番なんだ・・・。) 唯「先輩・・・・」 唯「・・・もう、あの人たちに関わるのはやめてあげてくれませんか?」 唯は恐る恐る切り出した。 唯(もちろん、りっちゃんや澪ちゃんがどうなろうと正直知ったことではない。 でも、これ以上あの四人を見ていると昔が愛しくなっちゃうから。 もう戻れないのに、昔みたいに戻りたいって思っちゃうから・・。) 小さくなっている唯に男が歩み寄って言う。 男A「唯ちゃん。さっき言ってやっただけじゃまだ気が済まないの? 全く、仕方ないな~。」 唯「い、いやそういうことじゃ・・・。」 笑みを浮かべながら尋ねる男に対して、唯はとまどいながら答える。 唯「だから・・・・、あの・・・」 男A「・・・・・何? まだなんか文句あんの? ねぇ?」 男はそれまでの態度を一変させると、急に唯が持っていた 弁当箱を手で乱暴になぎ払った。 弁当はぐしゃりと音楽室の床に落ちた。 唯「あ・・・あぁ・・」 唯は無残な姿となった弁当箱をただただ見ていた。 すると、 男A「あぁ! 唯ちゃん、せっかく俺が買ってやった弁当 こんなにして・・・・、いけないんだー。」 男がわざとらしく唯に言う。 唯「わ、私じゃありません・・・、だって先輩が・・・。」 すると、男は床を指差すと冷淡な様子で吐き捨てた。 男A「ちゃんと、さいごまで食えよ。」 クスクスクス・・・・ 音楽室の至る所から小さな笑いが聞こえる。 唯はそれに気づきながらも、顔を俯かせながらしゃがむと、 床に伏すような体勢をとった。 唯(本当はこんな恥ずかしいことしたくはない・・・ でも、これをして先輩の機嫌がよくなれば 私の望みを聞いてくれるかもしれないっ・・・・) 唯はそんな儚い希望をいだきながら、床にある残飯と化した 弁当をゆっくりと食べ始めた。 男「おい、あいつほんとに食ってるよ・・・」ヒソヒソ 女「犬みた~い、惨めだわ~」ヒソヒソ 男「恥ずかしいとか思わないのかな?」ヒソヒソ 教室中の笑い声は唯を罵倒するものへと変わっていた。 唯は悔しくて、恥ずかしくて仕方がなかった。 しかし唯は自分を救うためにかすかな希望を抱きながら、 顔を真っ赤にして床に落ちた残飯を食べる。 すると男はそんな唯の頭に手をポンと置いた。 男A「わかった。 じゃあ俺らが唯ちゃんの前であの子たちをボロボロ にしてあげて、もう唯ちゃんの前に出て来れないようにすれば、 唯ちゃんも満足だよね!」 唯「!・・ち、違います・・・。」 唯は自分の期待と全く逆にそれてしまった先輩の気持ち を蚊の泣くような声で否定するしかなかった。 唯(もうやめて・・・・) 唯は立ち上がると、口の周りについた残飯も気にせず、音楽室の出口へ走る。 走る唯の後ろ姿を横目に、男がわざとらしく言う。 男A「いいのかなー、これがどうなっても・・・」 すると、男は自分の横に置いてある薄汚いダンボール箱を軽く叩いた。 男A「こ・れ・が!」 唯の足が止まる。 そして、唯は後ろを向いたまま答えた。 唯「・・・・・・わかりました。」 男A「わかりましたじゃねぇだろ? あいつらをボロボロにしてくださいお願いしますだろ? 唯ちゃん・・・」 唯は震えながら男に頭をさげた。 唯「あいつら・・を・・・・・ボロボロに・・・してください ・・・お願い・・します。」 男は立ち上がると唯の頭に手を置いた。 唯 ビクッ! 男A「よくいえまちたね 唯ちゃん! 唯ちゃんがそこまで言うから仕方なくやるんだよぉ~」 唯は頭を撫でられながらただ俯いていることしかできなかった。 そして、その作戦を練るべく中央の机に集まろうと、 男が俯く唯の横を通り過ぎようとした。 男A「ごめんね~唯ちゃん。 せっかくあんなことしたのに期待に添えられなくて。」ププッ 男は唯にこう耳打ちをした。 唯は男に全て読まれていたかと思うと、悔しくて仕方がなかった。 もう何も信じられない・・・。 もう何も信じない・・・! 律たちを痛みつける作戦を練る先輩たちを背に、唯は誓った。 …… 一方、律たちは唯の家からの帰り道だった。 律「しかし、あの憂ちゃんでもわからないとなると、どうなっちゃうんだ?」 梓「う~ん・・・。 憂は唯先輩の保護者みたいなものですからねぇ・・・」 澪「でもその保護者でもわからないとなると一体誰に聞けば・・・」 澪が考えて下を向きながら歩いていると、不意に前方から声がした。 ?「あれ? 澪じゃない?」 澪(この懐かしい声は・・・・) 澪が名前を呼ばれたことに驚いて顔を上げるとそこにいたのは 唯の幼少期からの親友である真鍋和だった。 和「やっぱり澪だ! 久しぶり。」 澪「和じゃないか! こんな時間になにやってるんだよ!」 澪は嬉しそうに訊く、そして澪の声に久しぶりに活力が戻った。 和は唯の家の近所に住んでいることから、四人はここ数年唯と同じように まるで和に会っていなかった。 そして今、数年ぶりに和と再会したのだった。 和「実は私、今弁護士目指して勉強してて・・ 今大学の自習室で勉強してきた帰りなんだ。」 そう言うと和はいくつか抱えていた司法書のようなものに目線を落とした。 澪「へぇ~、遅くまで大変だな・・・」 澪が感心するように言う。 和「ところで澪たちは・・・?」 紬「ちょっと唯ちゃんのことで・・・・」 和「? 唯がどうかしたの? そういえば最近全然見かけてないけど・・・。」 紬「実は・・・・」 紬は今日起こったことも含めて、自分たちが今わかっている唯 に関することを話し始めた。 紬「・・・・で、唯ちゃんが悩んで私たちに相談していたんだけど、 連絡もその一回きりで・・・」 すると、それまでは落ち着いた様子で相槌を打ちながら話を聞いていた 和が急に動揺した様子を見せた。 和「・・・・え!? そんなぁ・・・・・そんな、嘘でしょ!?」 それまで紬の話をおとなしく聞いていた和が突然遮って、 驚き、動揺した様子を見せた。 和「どうしよう・・・私・・唯になんてことを・・・!。」 和は腰を抜かしたようにその場にヘニャリと座り込むと しばし、呆然と目の前を見つめていた。 立派な司法書は和の手をすり抜けて地面に落ちた。 澪「おい和! どうしたんだよ!」 澪が和の肩を揺さぶる。 和「どうしよう・・・・どうしよう・・」 澪の呼びかけなどまるで耳に入らないくらいに、和は動揺していた。 いつも冷静沈着な和からは想像できない光景に、一同はとまどいを覚えた。 和「・・・・・」 何分か経つと、和もようやく落ち着いたらしく、 地面に座ったままただ黙って俯いていた。 律「ねぇ、和さん! 何か思い当たる節があるなら教えてよ!」 律が思い切ったように唐突に切り出す。 和は特に姿勢を変えることもなく、俯いたまま答えた。 その声は暗く、淀んでいた。 和「・・・・あれは今からちょうど一年前・・」 律(うおっ! 語りだした!) 4
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キャリア AU 速度 W53T 確認された他の名前 ペッコロ大魔王♪ 2ch http //mamono.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1247414626/ その他 あーるびぃさんと平安京さんと▲撃墜王▲さん チルノさん案山子さん叩きやめてくださいっ>< きちんと案山子さんに謝罪してくださいね -- 名無しさん (2009-07-08 22 47 17) あーるびぃさんと平安京さんと▲撃墜王▲さん チルノさん案山子さん叩きやめてくださいっ>< 確認されたメンバー あーるbさん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=19726492 Kさん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=23753869 職人さん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=22869207 へべれけさん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=23753544 おきちゃん[M3]さん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=10441012 クマたんさん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=23699040 ゆでたまごさん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=22532885 A.Tさん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=21331203 ゴンタさん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=19667656 鬼浜さん http //mixi.jp/show_friend.pl?id=23874690 -- 名無しさん (2009-07-09 00 14 59) 粘着荒らしマジキモイからやめろ -- 名無しさん (2009-07-09 00 16 14) 通報とかできないのかな?暴走してるな -- 名無しさん (2009-07-09 00 20 18) しかも日本語が使えなくなってるし・・・ 意味不明なページ乱立させてる -- 名無しさん (2009-07-09 00 22 46) リアルタイムで項目が増え続けてるんだけど、もういい加減にしやがれ -- 名無しさん (2009-07-09 00 24 56) 構うな構うな。荒らしに構うのも荒らしだぞ。 -- 名無しさん (2009-07-09 00 28 10) ↑まあ、そうだな -- ↑↑ (2009-07-09 00 30 18) 途中から見たけど、いきなりあーるびぃさん達が晒されていたの? -- 名無しさん (2009-07-10 09 09 12) いや、荒らしが編集してるから別の人の中傷文がゴッソリ消されて結果晒されコメントがいちばん上になった -- 名無しさん (2009-07-10 09 15 48) ↑ありがとう。凄いあれてますね、原因は避難所のあれからですか?ちょっと見直してきます -- 名無しさん (2009-07-10 09 20 42) ここの管理人は何してるんだよ・・・・ -- 名無しさん (2009-07-10 09 26 32) ↑↑は例の荒らし君のニホイがするからスルーした方がみんな賢明だぞ あの手この手と変えまぁ、よく悪知恵が尽きないものと感心するよ -- 名無しさん (2009-07-10 09 30 03) ↑おまえさん、よく見抜いたなー マジすーげぇー -- 名無しさん (2009-07-10 09 35 08) 荒らしにはタイプ別に行動パターンがあるのです -- 荒らし対策委員会 (2009-07-10 09 37 20) 誘導されて来たのですがここに俺が書いたレスがあるorz -- 名無しさん (2009-07-10 09 50 05) ↑ページごとひっぱって作ったから余り気にしないほうがいいよ 自分のもあるし -- 名無しさん (2009-07-10 10 05 20) 案山子に粘着してる奴と編集しまくって荒らしまくった奴は別なんじゃね? 案山子に粘着してるのが荒らしなら案山子が避難所でした発言をコピペして2chにスレ立てたりwikiにもコピペしまくるだろうし -- 名無しさん (2009-07-10 10 11 10) 編集ってミクシィ組の不利発言の削除? それともチルノ・案山子組の中傷発言の削除? ごめん、どっちを言ってるかわからない -- 名無しさん (2009-07-10 10 16 44) ●頭のおかしな人には気をつけましょう● 利用者が増えるに従って、頭のおかしな人もそれなりに出没するようになって来ています。 頭のおかしな人に関わるとなにかと面倒なことが 起こる可能性があるので、注意しましょう。 【頭のおかしな人の判定基準】 ・「みんなの意見」「他の人もそう思ってる」など、自分の意見なのに 他人もそう思ってると力説する人 、他人が自分とは違うという事実が 受け入れられない人です。自分の意見が通らないとコピペや荒らしなど 無茶をし始めるので見かけたら放置してください。 ・根拠もなく、他人を見下したり、差別したりする人、自分で自分を褒める人 他人を見下すことで自分を慰めようとする人です。 実生活で他人に褒めてもらう機会がないがプライドだけは高いとか、匿名の 掲示板しか話し相手のいない人です。可哀想なので放置してください。 ・自分の感情だけ書く人 「〜〜がムカツク」とか自分の感情を掲示板に書くことに意味が あると思っている人です。何がどのようにムカツクのか論理的に書いて あれば、他人が読んでも意味のある文章になりますが、そういった論理的思考の 出来ない人です。もうちょっと賢くなるまでは放置してあげてください。 -- 名無しさん (2009-07-10 13 52 31) ☆コメント☆ [通行人] 案山子さんの名前はもっと前から出てました。 削除されたのをあなたが知らなかっただけです。 最初に彼の名前を出した人がいたのは20時台です。 [撃墜王] ↑ まあどっちにしろ荒らしが彼の名を出し始めたことには変わりないよね。 [通行人] だからといって荒らしにまんまと乗せられ 案山子さんの名前を2chに晒してしまう撃墜王さんの行動は軽率だと思います。 冷静になって考えれば荒らしが撃墜王さんを煽って誤解させ 案山子さんとも仲違いさせ恨み叩くように仕向けてた事に気がつくはずです。 [撃墜王] ↑ もしそう仕向けていたのだとしたら、乗せられた俺も悪いが、しかし本当に悪いのは荒らしの方だと思う。 [通行人] 撃墜王さんに非はまったくないのですか? [撃墜王] 質問や意見は、専用の『質問意見板』にお願いします m(_ _)m [通行人] それでは日記でこの問題を取り上げなければ良いのではないでしょうが。 あなたが専用の『質問意見板』ではなく日記にてこの問題を取り上げた。 だから私もこちらの日記のコメントにてお話したまでです。 -- 名無しさん (2009-07-11 21 37 21) (2009-07-12 17 42 49) (2009-07-12 17 53 52) (2009-07-12 19 17 29) (2009-07-12 19 33 40) (2009-07-12 19 36 26) (2009-07-12 20 14 09) (2009-07-12 20 38 49) (2009-07-12 20 45 07) (2009-07-12 21 03 04) (2009-07-12 21 13 11) (2009-07-12 21 19 35) (2009-07-12 21 22 24) (2009-07-12 21 44 25) (2009-07-12 21 50 13) (2009-07-12 21 55 37) (2009-07-12 22 04 14) ぷよch団長 (2009-07-12 20 45 07) ぷよch団長 (2009-07-12 21 19 35) ぷよch団長 (2009-07-12 21 22 24)
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(この話は律たちがMAXバーガーにいるときに平行して起こっています。) 息を切らせた唯が大学の音楽室のドアを開いた。 男B「おせ~よ。 道草でもくってたのか?」 唯「・・・・すいません。」 その日は珍しく全員が楽器を持って練習に臨んでいる日だった。 ジャッ ジャッ ドカドカドカ 唯は他の人たちが練習するのを横目に、先輩に頼まれた ギターの弦の張替えをしていた。 唯が5弦目を張り替えたそのとき、不意に 男C「そうだ! 今日は唯ちゃんも演奏してみたら?」 唯 ビクッ! 部員の一人が弦の張替えをする唯の後姿に投げかけた。 もうかれこれ一年以上ギターに触っていなかった。 そんな唯にギターなんて弾けるはずがなかった。 そして何より今は律のことで頭がいっぱいだった。 男C「唯ちゃん、久しぶりにギター弾いてよ!」 すると、一人の女がロッカーのようなところから、 ボロボロになったストラトタイプのギターを取り出すと 唯に渡した。 女B「これで弾いてみてよ。」 唯(こんなボロボロのギターみたら、あずにゃん怒るだろうな・・。) いつの日か、梓と一緒にギターのメンテナンスに行ったことを思い出す。 あの時はギー太買ってまだ一年なのにヴィンテージとか言われたっけ・・・。 唯「ふふっ・・・・」 唯は小さく笑う。 男C「ギター久しぶりに持ててそんなに嬉しい? じゃあ早速なんか弾いてみて!」 唯「・・・・・」 唯は突然黙り込んでしまった。 それもそのはずだった。 唯はギー太以外のギターを弾くことができなかった。 ストラトをぶら下げたまま呆然と立ち尽くす唯に、 一人の男が野次を飛ばす。 男D「みんな待ってんだよ! 早く弾けよ!!」 唯「・・・・ギー太じゃないと弾けません・・」 唯が顔を俯かせて悲しげに答えた。 男D「ぷっ! ギー太だってよ!」 アッハッハッハッハ ギー太は8ヶ月くらい前に先輩に貸したっきりで、 今では先輩のものと化していた。 ギー太にはHTTのころの思い出が詰まっていると思うと、 どうしてもこの場から逃げることはできなかった。 それは、このサークルから逃げ出せない二つの理由 の内のひとつになっていた。 すると、ギー太を貸した先輩が近くに寄ってきた。 男E「ほら唯ちゃん、これ返してあげるから弾いてよ。 でも、このギターしか弾けないなんてよっぽどこだわりが あるんだね。 だから、きっとすごいの弾いてくれるんだよね!?」 男Eはわざとらしくそう言うと 笑みをうかべながら唯に乱暴にギー太を渡した。 ギー太は壊れてさえいなかったものの、ボディはズタズタに痛み、 ネックは反れて、ペグのいくつかは少し欠けていた。 唯は何秒かギー太に悲しそうに目を落とした。 唯「じゃあ弾きます・・・。」 唯はそういってみたものの、今まともに弾ける曲はほぼ一曲もなかった。 先輩にロックの定番と言われて教わった、Deep Purpleの「Black Night」 やLed Zeppelinの「Stairway to Heaven」、Nirvanaの「Smells like teen sprit」なんかはとっくに忘れてしまった。 弾いてても楽しくもなんともなかったから・・・。 そして、今弾ける曲といえば・・・ ジャラララジャッジャラ 唯が突然弾き出した曲は――――――「ふわふわ時間」 この曲だけはどれだけ経っても忘れることができなかった。 この曲は自分があの三年間をHTTとして過ごした証だから。 この曲を演奏すると思い出す。 最初のライブで声を枯らして、この曲を歌えなくなってしまったこと。 二年生の文化祭でギー太を忘れて取りにいったあと、この曲を歌ったこと。 唯がちょうどワンコーラス分弾き終えたところで、一人の 男が笑い声をあげた。 男B「あっはっは、何だこの曲! ソロの作りも、コード進行もまるで初心者じゃねぇかよ。 こんなダセェ曲じゃなくて、もっとまともな曲いくらでも あんじゃねーかよ!」 男の罵声に戸惑った唯は思わず演奏を止めてしまった。 男B「俺が前に教えてやった曲はどーしたんだよ。 例えばパープルの・・・」 唯「・・・やめてください!」 唯は男の発言を遮って言った。 男B「あ?」 唯「この曲を馬鹿にするのだけはやめてください・・」 唯にとってこの曲を馬鹿にされるのだけは許せなかった。 唯にとっては先輩に教わった難しい曲や、音楽理論、機材の 使い方よりずっとずっと大切な曲。 唯(この曲はあの時の平沢唯が生きた証拠だからっ・・・!) 唯は震えながら反論した。 唯「こ、この曲は私にとって世界でいちばん大切な曲なんです!・・・・」 男B「てめー、奴隷のくせによ・・・・・」 バン! 音楽室のドアが勢いよく開いた。 怒っていた男も思わず手を止めた。 女A「みんな、さっきそこのMAXバーガーで面白い話聞いちゃったんだよ!」 女はわくわくした様子で音楽室に入ってきたかと思うと、さっきMAXバーガー で澪たちがしていた話をみんなの前でし始めた。 唯「・・・・・・!」 話を聞いた唯は驚きを隠すことができなかった。 でも、またあのメンバーでバンドができるならそれに越した幸せはない。 いや、あの人たちは自分のことを無視し続けたんだ。 きっと自分がこんな立場にあることを知って、自分をもっと もっと苦しめてやろうとしているんじゃないか。 唯の頭の中でさまざまな憶測が飛び交った。 男A「そうだ!」 突然一人の男がひらめいた様に言った。 男A「唯ちゃん奴隷のくせにさっきあんな偉そうなこと言ったんだから、 当然罰を受けてもらわないといけないよね・・・。」 唯 ビクッ! そうすると男はみんなを集めて唯への罰の内容を発表した。 唯「・・・・・・!」 唯「そんなの・・・・無理です!」 その内容は自分にとってあまりに辛過ぎたから・・・・。 すると、罰を提案した男は怒るように近くの机を蹴飛ばした。 男A「お前さぁ、さっきから奴隷のくせになんなんだよ。 体に教え込んでやらねーとわかんねーのか? あぁ?」 男が合図をすると、唯の周りにいた男たちが一斉に唯を囲んだ。 その数十分後、唯は近くの壁にもたれ掛り、廃人の様に俯いていた。 ズタズタにされた衣服と体についた傷が痛々しい。 男は笑みを浮かべながらボロボロになった唯の髪の毛を 乱暴に掴むと再び唯に尋ねる。 男A「唯ちゃん、できるよね?」 唯「・・・・・・はい。」 男A「唯ちゃんいい子だねぇ・・・」 男は唯の頭をぐしゃぐしゃと撫でると、早速罰の決行に向けて立ち上がった。 男A「そういえば、そいつらどこにいるのかわかんのか?」 女A「あ! 言うの忘れてたけど、そいつら今からこいつの家に行くって。」 女はそう言うと俯く唯のほうを指差した。 男A「もちろん道案内してくれるよね?」 唯「・・・・!」 唯は驚きを隠すことができなかった。 唯は自分がこのような境遇に置かれるようになってから、 なるべく家に帰らないようにするどころか、その近所さえ なるべく避けて生活していた。 それは、かつての輝かしい自分と時間をともにした和をはじめとする 同級生にここまで堕ちた自分を見られたくなかったからだった。 増してや、家に帰れば憂がいた。 幼いころから家を空けがちだった両親に代わって、面倒を見て、自分を 一番心配してくれたのは憂だった。 高校での軽音部の活動も憂の助けがなければ成り立たない場面が多々あった。 そんな憂が今のこの自分を見たらどう思うだろう? そう思うと家に行くことは唯にとっては絶対にできないことであった。 男A「おい! 無視してんじゃねぇぞ! それともさっきのじゃ、まだわかんねぇのか!?」 男は唯に怒鳴りつける。 でも唯はこの場で逃げるわけには行かなかった。 ここで逃げたらあれはきっともう自分の手元に帰ることは永遠にないだろう。 このサークルをやめられないギー太以外のもうひとつの理由が・・・。 それを思うと、唯は「はい。」と答えるしかなかった。 四人は唯の家に向かっていた。 律もだいぶ調子を取り戻したらしく、いつもの饒舌っぷりを発揮していた。 律「でも唯どうしたんだろうな・・? あ! 彼氏ができたとか!」 澪「バカ。彼氏ができただけでそこまでなるか・・?」 律「きっと、すげぇ悪そーな彼氏なんじゃない? どこみて歩いてんだよ? みたいな。」 律はチンピラのようなジェスチャーを見せる。 律「こんな風にポケットに手入れて・・・ ゴツッ! 律は歩いていた大学生の集団のうちの一人にぶつかった。 その集団はさっきまさに律が説明したかった悪そうな集団そのものだった。 男C「どこみて歩いてんだよ?」 律「す、すいません・・・」 律(激しくデジャヴ!) 律はたちまち小さくなった。 大学生の集団は何事もなかったかのようにその場を去ろうとした。 不意に、 梓「ゆ、唯先輩!」 梓が驚いたようにその集団に向かって叫んだ。 確かにそこには平沢唯の姿があった。 澪「唯、こんなところで何やってんだよ!」 澪が唯に強く尋ねる。 その澪の顔を見て、集団の中の一人の女が言う。 女A「あ、こいつらだ!」 女Aは思い出したかのように言った。 男A「こんなところで見つかるなんてラッキーだな・・・ 唯ちゃん、さっき言ったとおりにあいつらに言ってくるんだよ。 奴隷なんだからできるよね?」 男Aは笑みを浮かべながら、唯に耳打ちをした。 唯「やっぱり・・無理です!」 男A「へぇ~、アレがどうなってもいいんだ? それともまたさっきみたいな目に遭いたいの?」 男が脅すように唯に言う。 唯「・・・・わかりました。」 集団の中から押し出されるように唯が出てきた。 その唯の姿はかつての唯の姿からは想像もつかなかった。 顔は痩せ細り、目の下には大きなクマがあり、髪はひどく痛んでいた。 そして衣服はボロボロで、腕や脚にはたくさんの傷がついていた。 律「なぁ、唯。さっきはどうしたんだよ。 ちゃんと教えて・・」 唯「あんたらのこと、大嫌いなの。」 唯は律の質問を遮ると、無表情のまま吐き捨てた。 大学生の集団は必死に笑いをこらえていた。 梓「え・・・?」 唯「高校のときからずっとずっとウザくて仕方なかったの。 あんな恥ずかしい歌詞歌わせさせられて、毎日毎日だらだらして、 本当にくだらないと・・・」 唯の言葉を遮って紬が言う。 紬「そんな!唯ちゃん酷いわ! わたしたちの三年間はなんだったの?」 いつもの温厚さを失って叫ぶ紬に、唯は止めを刺すように吐き捨てた。 唯「・・・・お遊び。」 あっはっはっはっは! 大学生の集団は一斉に笑い出した。 そして、そのうちの一人が出てきて、唯の肩に手を置きながら四人に言う。 男A「今のこいつにとってお前らはどうでもいい存在なの。 今のこいつにとっては俺らといるほうが幸せなんだよ、なぁ?」 唯「・・・はい。」 男A「じゃあそういうことだからもう唯ちゃんには近づかないでくれるかな?」 そう言うと男は唯を連れてさっさとその場を去ろうとした。 澪「待てよ、唯!」 澪が勢いよく憮然とする唯の肩につかみかかった。 澪(・・・え?) 唯は後ろを振り向こうともせず、その手は男に払われてしまった。 しかし、唯の肩に一瞬触れた澪が感じたのは尋常では無い肩の震えだった。 四人はまるで別人のような唯が去っていくのを ただただ見ていることしかできなかった。 男A「あー面白かった。 唯ちゃんの演技はアカデミー賞もんだね。」 男が笑いながら唯の肩をポンポンと叩く。 唯「・・・・・」 これで完全に終わりだ、と唯は思った。 バンドのことはもちろん、あの四人とのつながりも でもこれでよかったんじゃないか・・・? これ以上自分があの四人に関わってももう何もないだろう。 だからここで一思いに関係を断ち切ることができたのは・・・。 でも、もしも許されるなら・・・ 唯「・・・もう一回みんなで演奏したかったなぁ・・・」 男A「あ? なんか言ったか?」 唯は遠くを見るような目で小さくこぼした。 そして唯たちは夜の闇の中へと姿を消していった。 四人が唯の家に着いたころには外はもう真っ暗だった。 澪律紬梓「おじゃまします。」 憂「こんばんわ。みなさんお久しぶりです。」 憂が軽く頭を下げる。 紬「憂ちゃん久しぶりね、でもこんな時間に大丈夫なのかしら?」 憂「はい。両親はいつものように旅行に行っていて、 お姉ちゃんは大学に入ってからは帰って来ない日のほうが多いので・・・」 憂はさみしそうに言うと、四人分のスリッパを並べた。 その横顔からは強い孤独感がうかがえる。 澪(憂ちゃんまで・・。これはやっぱりただごとじゃない・・) 四人がスリッパを履くと、憂が四人を居間へ通した。 居間はとてもきれいに片付いていた。 唯がほとんどいないから散らかることもないのだろうと思うと一層悲しい。 憂「買い置きのお菓子で申し訳ありませんが・・・」 そう言って、憂はお茶とお菓子をテーブルに並べ始めた。 慣れた手つきは、やはりできる妹そのものだった。 作業をしながら憂が梓に何気なく尋ねた。 憂「梓ちゃん、訊きたい事ってお姉ちゃんのこと・・・だよね?」 梓「え・・・あ、うん・・」 澪(流石憂ちゃん、鋭い。) 梓「あのね・・・・」 梓は今日あった出来事を全て憂に説明した。 律が楽器屋で唯に会ったこと。 唯が悪そうな大学生とつるんで、自分たちに暴言を吐いていったこと。 話し終えた後、暫らくの静寂が続く。 憂「・・・・お姉ちゃん、大学に入った夏くらいから軽音のサークル に参加したんです。」 憂が切り出した。 律「だから楽器屋にいたのか・・」 憂「でもお姉ちゃん、ぜんぜん楽しそうじゃなかった。 なんていうか、苦しそうだった・・・。」 憂「それで、秋ごろからはサークル内でいじめもあったみたいで・・」 澪「そんなことがあったんなら、私たちに相談してくれればよかったのに・・」 憂「え? お姉ちゃんは軽音部のみなさんには相談したって・・・」 律「・・・・そういえば」 律は何か思い出したのかポケットから携帯を取り出すと、 過去のメールを見始めた。 ちょうどその内容が一年前のものに差し掛かったとき、 確かにそこには唯からのメールが一件ぽつりとあった。 一言 助けて と 他の三人も確認すると何人かはメール保存の容量の関係で消えて しまっていたが、律のものと同じメールがあった。 場はしばし唖然としていたが、こぼすように律が切り出す。 律「たしか、私はちょうどそのころ、大学が本当に楽しくなってきて・・・ 唯のことは気にかけてられない・・みたいな・・・ そういうのって一度相談に乗っちゃうとキリないし・・ 誰かが何とかしてくれるって、思ったと思う・・・ それで、面倒臭い・・・と思って 本当は唯からメールが届かないようにしてた・・・・・・ 澪「私も唯のことだから、いつかの冬の日みたいにまた どんな鍋がいい? みたいなくだらないことかと思って・・・・ だって、唯には・・和がいるだろ? だから私はいいかな・・・・・って・・」 他の面々も結局は誰も相談に乗ってはいなかった。 3
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男はそんな唯に苛立ちを感じると、唯の肩を軽くどつき、 耳元で洗脳するかのように囁く。 男A「それは嘘だ・・・おまえのことはみんな大嫌いなんだ・・・」ボソリ 昔から人を騙すことに手馴れていた男Aにとっては 人間不信状態に陥った唯を騙すことなどまるで容易かった。 唯はすっかりそれを信じきってしまった。 そうだ・・・みんな私のことが大嫌いなんだ・・・ 唯「私、みんなのこと大嫌いだから、この人にお願いしたの・・・」 唯が四人に向かって、言い捨てる。 そうだ、これ以上この人たちに関わっても 自分が愛し続けても、それは報われないだけ・・・ ならいっそ、関わりをもたないほうがいいんだ。 憮然とする唯に、梓が言う。 梓「そんな! それもまたいつか会ったときのように嘘ですよね!? ねえ、唯先輩!?」 梓が情的になると、唯に尋ねた。 唯「違うよあずにゃん。 確かにあのときのは嘘だったけれど、今のは自分の意思だよ。」 唯は冷たく言い放した。 確かに今、こうした発言をしているのは、 今から逃げたいという自分に最も忠実な行動だった。 澪「本当なのか・・・・唯? なぁ唯、私たちのことまだやっぱり恨んでいるのか?」 澪は寂しそうにたずねる。 唯「・・・・・?」 唯の頭は今までに無いほど混乱していた。 今の澪の質問がもしも自分が相手を嫌いだったら絶対にしえない ものだったからだった。 なら、どうして・・・・ いや、でもりっちゃんはああいってたんだ。 きっと何か裏があるに違いない。 唯の頭は律に復讐をした音楽準備室でのように、 割れるほどに痛み、悲鳴をあげていた・・・。 唯(この場から離れないと頭壊れちゃう・・・・!) 唯はそう思うと律たちに背を向けて、音楽室の 外へ出ようとかけていこうとした。 頭が割れそうな唯。 そしてそれに酷く落胆する澪たち。 ショーに最高の準備ができたと男は思う。 男A「じゃあ、そろそろいいかな・・・ お別れも済んだみたいだし・・・・^^」 男が水を差すように話に口をはさむ。 じりじりと寄ってくる男たちを律たちはただ見ていることしか できなかった。 そして男Aが右手で何か合図を送ると、周りの男たちは 一斉に律たちに襲い掛かった。 だが、そんな中で律はこれもまた唯への償いになるのならば それでいいと思っていた。 二年かけてじっくり痛んだ唯の心の傷を少しでも これによって癒せるのであれば、それは安いものだった。 そしてそれは他の三人も同じであろう。 律「・・・・っ!」 律は震えながらぎゅっと目をつぶり、歯を食いしばった。 ・・・唯・・・・ごめんなっ ジャラララジャジャラ♪ 律が覚悟を決めたそのとき、不意に室内に携帯の着信音 のようなものが響く。 男たちはそれに驚いて、思わず手をとめる。 そして部屋中のほとんどの人間はこの 曲が何かまるでわからなかったが、ただその中の五人だけはすぐにわかった。 ジャララララッジャラ♪ 聞き覚えのあるリフ。 君を見てるといつもハート ドキドキ♪ 甘々でダサダサな歌詞。 この曲は唯達HTTが初めて作った曲――――ふわふわ時間 するとこの場を去ろうとしてた唯が慌ててポケットから携帯を 取り出し、急いで音を止めた。 どうやら唯の携帯だったらしい。 音楽が止まった音楽室は一瞬静かになる。 男A「なにしてんだよ? おい!?」 男Aは邪魔されたことにひどく腹を立てる。 唯 ビクッ! 唯「すいません・・・・」 そしてそんなことをしておきながらなおもまだ憮然と してその場を去ろうとする唯。 すると、突然律が立ち上がる。 律「おい唯! なんで・・中途半端なことするんだよ! 私たちだってお前への償いになればと思って覚悟・・・ 決めたのに・・・・そんな後味の悪いことされたら 自分が唯の事嫌いだって・・・自分を騙さないと 折り合い・・・つかないじゃないかッ!」グスン 律が涙をボロボロと流しながら、唯に訴えかけた。 しかし、唯はそれを聞いてなお後ろを向いたり動じる様子も なく、その場を去ろうとした。 一言かろうじて聞き取れる くらいの音量でこうこぼして。 唯「忘れられるわけ・・・ないじゃん。 だって私りっちゃんたちのこと・・・・本当は大好きだもん・・・・」 その声には震えと吐息が混ざっていた。 澪「・・・・え?」 男Aは自分の嘘がばれてしまうのではないかと心配し始めた。 そして、男Aは強引に話を戻す。 男A「唯、てめぇ・・・奴隷のくせによ・・もうしゃべんな!」ギロリ 男は唯を鋭い眼光で睨み付けた。 男A「そして、君たちのこともボコボコにしなきゃねぇ・・」 男Aがニヤニヤしながら再び合図を送る。 すると、向かってくる男たちに澪が毅然とした様子で尋ねた。 澪「あの! 最後にひとつ、どうして唯はサークルを やめることをしないんですか? 私たちはボコボコにされても構わないから、コレだけは 教えてください!」 澪の質問に男Aは思わず少し考えた。 男A(唯の大切なアレを見せれば、あいつらもっと苦しむかも・・・)ニヤリ 男A「いいだろう、ちょっと待ってな・・・」 男はそういうと笑みを浮かべながら、 部屋の奥から何やら薄汚いダンボールを持ち出すと、 澪たちの目の前に置いた。 男A「見てみろよ」ニヤリ 初めは四人とも気が引けるようだったが、唐突に律が その箱を開いた。 律・・・・! 律は驚くと、それをみんなにも見えるように箱をひっくり返した。 ガラガラガラ 中に入っていたものが勢いよく地面に落ちる・・・。 それを見たほかの三人もまた驚く。 それは一見ガラクタにしか見えなかったが、 よく見るとそれは―――――――――軽音部の思い出の品々だった。 軽音部で何気なく紬のお菓子の箱でつくったロボット。。 練習で使ったけれど、読めなかったたくさんの楽譜。 練習で先端が削れて使えなくなったピック。 何十枚何百枚と撮ったくだらない写真やミスショット。 そして、そのほかにもガラクタとしか思えないものが次々出てくる。 澪「そんな・・・・・なんで・・?」 例えば、それが楽器だったり学園祭の衣装だったのなら まだ話はわかるのかもしれない。 しかし、それらはあまりにちっぽけなものだった。 しかし、澪たちにとってはこれが奴隷のような扱いを受け続けて なお守らなければいけないほどのものだとは思えなかった。 澪「唯っ・・・・・なんでだよ!」グスン こんなガラクタ当然のものをずっと守り続ける唯の切ない 心境を思うと、澪の目には涙が溜まる。 するとさっきまでそこで震えていた唯が話しだした。 唯「だって・・・・だって私は、弱い人間だから・・・ こうやって常に安定した過去を自分の近くに置いておかないと おかしくなりそうになるの・・・・。 だって、今の澪ちゃんたちは・・・・・私のことどんな風に 思ってるかなんてわからないでしょ?」 唯が答える中で、男はショーの邪魔になるガラクタを ダンボールの中に戻す。 ガバッ! すると、律はそのダンボールをとっさに男の手から取り上げると、 後ろの窓から一気に外へ投げ出す。 ガラガラガラガシャーン!! 律が投げ出したガラクタたちは痛々しい音と ともに、地面へ落ちた。 無残な姿になったことは容易に想像できた。 律のとった衝撃的な行動に男たちはもちろん 唯や澪たちでさえあっけにとられていた。 唯「・・・・・な、なん・」 唯が話し出そうとすると、それを遮って律が胸を張って言う。 律「なぁ唯、思い出なんてもういいんだ! また私たちと一緒につくろうぜっ! そして今私たちは唯のことが・・・・やっぱり大好きだっ♪」ニコッ 律の自信に満ち溢れた表情はもう疑うことはできなかった。 そして、唯はハッとすると男によって隠されてしまった 本当の気持ちを思い出す。 私はりっちゃんたちとずっと一緒にいたい! 唯の目にはもうくすみがなく、すっかり晴れ渡り、 いつかのように自信を取り戻していた。 律にいきなり箱を取られたことをあっけに取られていた男だったが、 今は自分の計画が潰されかかっていることに危機感とともに、 激しい怒りを覚えていた。 俺の計画が奴隷なんかに狂わされてたまるかぁぁぁ!!! 男A「ふざけんなぁぁ! やっちまえ!」 男が怒りに身を任せるかのように叫び散らすと、周りの 男たちが再び唯を含むHTTのメンバーに襲いかかろうとした。 梓(もうさすがにだめだ・・・・・・) 梓があきらめたところで、不意に音楽室のドアが開く。 ガチャ! 激しい音を立てたドアの向こうから一人の男が駆け込んできた。 ?「大丈夫ですか!!」 突然に入ってきた男―――――斉藤は心配そうに叫ぶ。 予想もしない部外者の乱入に、場はまたしても整然とする。 澪「なんで・・・・・」 澪は入ってきた斉藤を見ると、驚きを隠せなかった。 あの人・・・どうしてここに・・・ 澪が不思議に思って辺りを見回すと、さっきまで気絶していたはずの紬が こっちにアイコンタクトを送った。 紬「・・・・・・」パチッ どうやら紬はずっと気絶していたフリをして助けを求めていたらしい。 澪(流石ムギだ・・・・) 澪がそんなことを思っていると、斉藤が野太く第二声をあげた。 斉藤「行きなさい!」 斉藤がそう言って合図をすると、斉藤の背後から 黒いスーツで身をかためた男たちが何十人と現れた。 これは律が後で紬から聞いた話だが、彼らはどうやら 琴吹家専属のSPで、今日来たのは全体の10分の1にも 満たない人数らしい。 男たちは律たちを襲っていた男たちを捕まえにかかった。 男A「くそっ! なんなんだお前らっ!」 そして、抵抗する男たちを斉藤が連れてきた男たちは絶望的 な強さであっという間に倒し、捕らえてしまった。 目の前の光景があまりにも速く展開したため、 律たちはそれまでの恐怖を忘れ、ただ呆然としてしまう。 男A「くそっ・・・・離せっ!」 男Aもまたスーツの男に捕らえられる。 男Aもまたスーツの男に捕らえられる。 するとそこにさっきまで背中を向けていた唯が駆け寄ってきた。 男A「なぁ、唯ちゃん。 こいつらに言ってやってくれよ! 俺は何もしていないって・・・はぁ・・はぁ」 唯の腕に掴みかかると、すがるように必死に助けを求める男。 しかし唯がまるで反応しないと男は加えて言う。 男A「なぁ・・・俺ら同じサークルの・・・仲間だろう?」 仲間・・・・? すると唯は掴まれていた男の手を腕から払い、 逆に男の腕を強く掴むと、男を睨み付けながらこう言い放った。 唯「ふざけんなっ! お前なんか死んでもいい!」ギロリ ゴツッ!! 唯はこれまでの全ての思いをこめて、全力で男の顔にこぶしをぶつけた。 自分を奴隷として使ってきた二年間・・・ 澪たちと自分に誤解を招いたのもコイツのせいだった・・・・ 絶対に許さない・・・・・っ!! 唯に殴られると、男はスーツの男の腕をすりぬけて、床に伏した。 どうやらスーツの男に攻撃されたせいか自由に 動けないらしい。 男A「うぅ・・・やめてくれ・・・」 男Aは唯がその気になれば平気な顔で硫酸をばら撒く ことをふと思い出す。 その瞬間、男の全身に悪寒が走る。 すると唯は、おびえながら床に伏す男に寄って行った。 男A ビクッ! 唯はしゃがみこむと床に伏せる男の前髪をつかむと、 強引に顔を上げさせた。 その男の顔は今までの態度とは別人のように、恐怖でゆがんでいた。 唯「これで私の気持ち・・・・少しはわかった? もう二度と・・・・死んでも、私に関わらないでっ!」ギロリ べチャ! 唯は毅然とした様子で吐き捨てると、男の顔を 冷たい地面へとたたきつけた。 すると唯は何事も無かったかのように、男に背を向けて、 男の元をさっさと離れた。 スーツの男もおそらく唯と男Aの間に何があったのかは知らないが、 手を出すことも無く、黙ってそれを見届けた。 男A「くそっ! お前・・・奴隷のくせにッ・・覚えとけよッ!!」 男は定番の台詞を吐くと顔を抑えながら、 引きずられるようにスーツの男に連行されていった。 どうやら、全体を指示する斉藤いわく警察に突き出すという。 律たちは無事に保護されて、お互い体を寄せ合って 安心感から泣き出してしまっていた。 でも・・・よかった・・りっちゃんたちが無傷で・・・ そして、斉藤たちが警察に連行すべく、忌まわしき 男たちを音楽室の外へ運び出していた。 やっと自分はあいつらから解放されたんだ・・・・・ 唯はあらゆる緊張が一気に解けると、ふにゃりと体勢を崩し、 そのまま柱にもたれ掛ると安心感からそのまま眠ってしまった。 唯が音楽室で目を覚ましたのはその日の夕方だった。 唯「う・・・・・うん・・?」 唯は眠気で重たいまぶたを何とか開くと、辺りを見回す。 だが、さっきまで騒然としていた音楽室には人一人いなくなっていた。 いつかの日のように、唯はポツリと一人、音楽室に座り込んでいた。 かわりに外の夕日が音楽室に寂しげに注いでいる。 そして、唯の隣にはギー太だけがポツリと立てかけてある。 唯はいつかの音楽室を思い出していた。 あの日、自分を捨てた日・・・・ あの日もこうやってここにギー太と二人っきりだった・・・ そしてあの日も今日みたく、夕日がきれいな日だった。 唯はしばらくただ呆然としていたが、 しばらくすると時間を確認するために携帯を開いた。 唯「・・・・あれ?」 すると、誰かから新着でメールが入っていた。 アドレスを確認すると、それは登録されていない 人物からのメールだった。 9
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Story ID NRf8QAEZ0 氏(197th take) 「…うえぇ~~ん、うえぇぇ~~ん」 「どうしたのばらしー?」 「何泣いてるですかぁ?」 「…ハルオを…熱いお風呂に…いれたら…死んじゃった…うわぁぁ~~ん」 「あっ、そぉ~」 「た、大変だねばらしー…」 「…うえぇ~~ん、私の…ハルオ……うえぇ~~ん」 その日、薔薇水晶が作った曲はとても悲しい曲でした>< 短編連作SS保管庫へ
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【検索用 そーたらいと 登録タグ 2023年 Au Revoir Kaichi Naito VOCALOID さようならP そ みあ。 ニコニコ外公開曲 來份卷卷不要章魚 初音ミク 北穆 曲 曲さ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:みあ。 作曲:さようならP 編曲:Au Revoir ギター・ミックス:Kaichi Naito ベース:Au Revoir イラスト:來份卷卷不要章魚 動画:北穆 唄:初音ミク 曲紹介 「悪霊を祓い、邪悪なものから身を守る石」 曲名:『ソーダライト』 さようならPの5作目。 力強いイントロに疾走感がある。 さようならPのファーストアルバム「アディオス」に収録されている。 歌詞 (YouTubeより転載) 悔やんだ日々は目眩みたいに長くって 傷んだ夢は色さえ無くして 比べてはずっと追いつけないものだらけ あの子みたいになりたくて人騒がせ 嘘ついて真っ当な答えが出せない今は 振り向いて走る力さえなくて 賑やかな声 触れる夜風に立ち止まって あの日みた背中を見つめてる 泣き吐いても伝わらないから 選ぶだけで苦しいだけなの ほんとの意味 探しているだけなの わかっていたけど 流すなみだが枯れる前に 夜が明ける前に 確かめたくて 見つけたくて うずくまった いつでも離れていく手と重なる瞳 影に飲まれて ポツリ空いた穴に吹雪く風は冷たくて 埋める言葉はどこにも見つけられないね 振り返れない今日を置き去りにして 逃げていたいだけ? さぁね 震えてる声ももう届かない場所へ 離れてくこと巻き戻したくて 比べてる ずっと 追いつきたいものがあって あの日聞いた言葉を認めてる 曇りのないあなたの言葉が 向かう道を照らしていくなら ほんとの意味 探していくだけだよ 見えない想いも 流す涙が尽きる頃に 日が昇る頃に心通わす 意を描くの できるのなら 迷いも憂いも超えてく 重なる瞳 肩に焦れて あの日紡いだ言葉も想いも 貴方を待つから今もここにある 成り得ないこと分かってはいても 諦められない いつまでもずっと 君の涙が乾くように また笑うように 迷うことない 闇を解いて 手を掴んだ いつでも離れていく手も もうずっと離せない 向き合うあなたとの距離が消えることない 先を照らすの コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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唯はもちろんそれに手をつける様子も無く、俯き、時が過ぎるのを 待っていた。 ドラキュラジュースを一口飲むと、さわ子が思い出したかのように言う。 さわ子「あっ!そうだ・・唯ちゃんにプレゼントあるんだったっ!」 さわ子はそういうと嬉しそうに手持ちのバッグを物色し始めた。 唯はどうせくだらないコスプレの衣装や何かの耳だろう と思い、くだらないと思いながらさわ子を見下していた。 すると予想に反してさわ子がかばんからだしたのは、 長方形で少し厚みのある電子辞書のような機械だった。 唯「?・・・・先生、何ですか? それ?」 さわ子「これ? DVDプレーヤーだけど? そして本題は・・・・これですっ!」 さわ子はそう言うと、DVDのディスクを追ってかばんの 中から出し、唯の目の前に見せ付けるようにかざした。 唯 ・・・・! 唯は驚いた。 さわ子の手に握られていたDVDのタイトルは明らかに 今の自分をまた一歩崩壊に追い込むものだった。 そこに書かれていたのは『軽音部卒業記念』という文字だった。 確かに今思えば卒業前になってから、さわ子はやたらにデジカメを 持って活動中の部室をうろついていた。 驚く唯に明らかに勘違いしたさわ子が言う。 さわ子「唯ちゃん、そんなに驚いちゃって! そんなに嬉しいの~? ほら、今日でみんなが卒業してちょうど1000日じゃない! だから今日はちょうどコレをみんなに届けようとしてた ところだったの♪」ニコッ さわ子「でも先に運よく唯ちゃんに会えたから、試しに先に ちょっと見てもらおーかなぁ~って!」 さわ子は唯への勘違いにまるで気づくことも無く、 早速DVDプレーヤーでDVDの再生に取り掛かる。 唯 ! 唯はその様子を見た途端、それまでおとなしかった唯の 手が無意識のうちにさわ子の作業を止めていた。 唯「・・・・やめてっ!」 これ以上そんなもの見せられたら、また自分の復讐に 迷いが出てしまう。 もう戻れないのに・・・。 そんな思いで唯が自分の手を止めたことなどまるで 知らないさわ子は、またも勘違いをする。 さわ子「もう、唯ちゃんったら恥ずかしがっちゃて・・・、 そんなに恥ずかしいものは映ってなかったから~!」 そういうとさわ子は、逃げ出そうとする唯の肩を強引に 自分のものと組ませて、逃げられないようにした。 唯は必死に抵抗したが、逃げることはできず、 さわ子は残酷にもDVDを再生する。 ピッ そこに映し出されていたのはかつての軽音部の姿だった。 何やらみんなでお菓子を囲んでいるところだった。 紬「唯ちゃん、紅茶のおかわりいる?」 唯「ありがとうぅ! さすがムギちゃん気が利くねぇ」 律「全く、唯は家でもきっと憂ちゃんにまかせっきりなんだろうなぁ」ニヤリ 唯「わ、わ私、家では家事するもん!」アセアセ 澪「へぇ~、どんなことするんだ?」 唯「例えば・・・料理しようとしたりとか・・・・、片付けよう としたりとか、・・・・あとこの前は洗濯しようとしたんだよっ!」 澪 ガクッ! 梓「先輩そろそろ卒業ライブですから練習しましょうよ!」 ・・・・・ 唯は初めは抵抗していたが、途中からうっかり見入ってしまった。 なんだかんだ言ったって、コレが私の望む日常なんだ・・・。 そんなことを思うと唯の顔からは思わず久しぶりに笑顔がほころぶ。 でも果たして、自分が復讐を続けることでこの日常は 戻ってくるのだろうか、・・・・ 確かに復讐を終えて、自分の周りから人を消してしまえば、 自分はずっとこの既にあるこの思い出に浸り続けられる。 だが、果たしてそれは自分が望んでいるものは何なのだろうか・・・ ただ、今から逃げているのではないだろうか・・・・ 唯がそんなことを考えてると、映像の場面が変わる。 次の映像ではみんながそれぞれの楽器を持って立っているところだった。 さわ子「これはずっととっておくことになるんだからちゃんと演奏 しなさいよ!」 律「今卒業ライブに向けてて忙しいんだよぉ~」 さわ子「リハーサルだと思ってやればいいじゃない! それとも何? 私の衣装着て演奏したいってこと?」ギラリ 澪「み、み・・みんなやるぞ~!」アセアセ 律「・・・・じゃあ、いくぞぉ~。 1、2!」 ♪ ジャラララ、ジャッ、ドカドカドカ!~ 自分を含むみんなが真剣な姿で演奏する姿を唯は見ていた。 大学に入ってからはろくに楽器同士であわせることが無かった。 合わせたとしてもそれは唯にとって全く楽しいものではなかった。 映像の中での唯は笑いながら、楽しそうに演奏をする。 ・・・・・・ 自分は本当にやりたいことは 復讐 なのだろうか。 自分のやりたいことは今まさに目の前で展開されているこれでは ないのだろうか・・・。 結局これまでの気持ちは結局、いや、いつだってここへ 向かっていたの 確信を持ちかける唯を目の前に、映像はまた移り変わる。 次は自分を除くHTTのメンバーが画面の脇から恥ずかしそうに出てくる。 さわ子「さぁ、じゃあ未来の唯ちゃんに向かって一言ずつ・・どうぞ!」 梓「それは、ちょっと恥ずかしいですよ・・・」 さわ子「じゃあ・・・・・ムギちゃんから!」 紬「・・・え!? あたし!? うーんと・・・・またお菓子食べましょう!」 ムギちゃん・・・ 律「ムギは相変わらずだなぁ~」 律「え~と、次私か! ・・・・・う~ん、唯! ずっと大好きだぜっ!」グッ りっちゃん・・・ 梓「ちょっと臭すぎませんか・・・?」 律「いいのっ! 次ゴk,・・梓だぜ!」 梓「えっと・・・・唯先輩のことはずっとなんやかんやでも 尊敬しています。 いつまでも素敵な先輩でいてください。」 あずにゃん・・・・ 律「おぉ~流石梓ぁ~! そしてそして、最後は澪! みんな期待しようぜぇっ!」 澪「ハードルをあげるな! ・・・えっと、唯! 今は勿論唯のことみんな大好きだけど、 この先、どんなことがあっても、私たちみんな唯のこと 信じてるから・・・忘れないでくれ・・」 澪ちゃん・・・ ドカッ! 不意に唯は誰かから頭を殴られたかのような衝撃を受けた。 唯はカウンターに思わず伏せてしまう。 やめて! 自分のやりたいことは復讐なの! それをすることでしか自分を満たせないの! 違う 自分のやりたいことはHTTのメンバーともう一度演奏すること、 そしてもう一度あの日常の続きを描くこと。 自分は復讐やいじめという言い訳をして、 ずっと過去に浸り続ける言い訳をしていた。 でも自分がしたいのはそんな卑怯なことじゃない。 自分がしたいのは・・・・・ さわ子「唯ちゃん・・・どうかした?」 突然カウンターに伏してしまった唯にさわ子が心配そうに尋ねる。 すると、唯が起き上がった。 その唯の目には今までのくすみはもうなく、光が差していた。 唯は素早く横を向くと、さわ子の手を握ってこう言った。 唯「さわちゃん、ごめん! ちょっと行って来る!」 さわ子「?・・え・・あ・・いってらっしゃい!」 唯は急いで席を立つと、店の外に駆け出した。 店の中では置いていかれたさわ子が一人呆然とする。 さわ子「ん・・・・まぁいいや、唯ちゃん感動してたみたいだし・・ DVD良かったのかな・・・う~ん、私グッジョブ!」グッ 店から出た唯はただがむしゃらに走り出した。 自分がしたいのは・・・・みんなとまた一緒にいること! そして唯は今日が先輩たちによる澪たちへの処刑の 日であることを思い出した。 唯はそれを思うと、大学へ向けて全力で走り出した。 唯があの喫茶店を出て、必死に大学に向かっている頃律たちもまた 唯の大学への歩みを進めていた。 緊張のせいか早足になり、列の先頭を歩く律に澪が尋ねた。 澪「なぁ律、本当に今日は唯が大学に行く日なのか? 休みの日なのに?」 律「いるっ!」 澪「どの筋の情報だよ?」 律「勘っ!」 澪紬梓「・・・・・」 そのあとは暫らく場には緊張感が漂っていた。 これから唯に会うとなるとかつての親友とはいえ、やはり緊張する。 すると梓が不意に心配そうに切り出す。 梓「先輩・・・ でも本当に大丈夫なんでしょうか?」 澪「なぁに、大丈夫さ、唯だってきっと今不安な気持ちだよ。 ・・・・・まぁ、もっともいるかもわからないんだけどな・・・・」ジーッ そう言うと、澪は嫌みったらしく律のほうを見る。 律「な、なんだよ! いるってったらいるんだよ!」 梓「そうですよね、まずいるかもわかぁ・・・・・・・」 場が和みかけたところで、突然梓の話が止まった。 律「・・・? おい梓どうした・・・・・うっ!・」 律は誰かに布のようなもので口を塞がれていた。 周りを見ると、他の三人も同じような状況だった。 律がその犯人をあの日唯と会った日に集団の中にいた 大学生だと気づいたのは、意識を失う寸前だった。 唯が大学の音楽室へと駆け込んだのは、律たちが捕まる 数分前だった。 ガチャ! いつもより勢いよく音楽室のドアを開く唯。 自分の本当にすべきことを見つけた唯に、もう死角はなかった。 体中に自信が溢れて来る。 唯は胸を張って、室内にたむろっていた男Aに寄っていく。 男A「おお、お前遅かったじゃねーかよ! 今からショーがはじま・・・ 唯は相変わらず嫌みったらしく話す男Aを遮ってこう言った。 唯「あのっ! 今日はやめさせてくださいって言いに来たんです! もう私に関わるのもそして澪ちゃんたちに関わるのも・・・」アセアセ いくら自信に満ちているとはいえ、長年自分をいじめ、苦しめ続けてきた 男Aの前でこうもはっきりと意見を述べるのは、やはり緊張する。 しどろもどろ言葉を選びながら、話す唯に男が少し口調をきつくして言う。 男A「・・おい、お前いつからそんなに・・・・、そういえばお前、この前 昔の親友に硫酸ぶっ掛けて遊んでたらしいじゃねぇかよ・・ あそこの奴らに聞いたぜ。」 すると男は左手の親指で何人かの男女がかたまっている辺りを指差す。 そこにいたのは、あの日校舎の見回りをしていた男女たちだった。 唯 ギロリ 唯は何余計なこと言ってるんだ、と言わんばかりに男女を睨み付けた。 男女「ヒッ・・・・・・・」ビクッ! どうやらあの日笑みを浮かべながら硫酸をばらまく唯にそうとう強い ショックをうけたのか、男女は震え上がった。 復讐がこんなところで成果を発揮してると思うと、 少しは復讐もやっておいてよかったかなと唯は思う。 男A「それでよく、あの連中を守ろうとか・・・・」 ここで男はまた善からぬ思案をめぐらせる。 男A(ここでこいつがなんで開き直ったのかはわからねぇが、 まぁきっと、裏であいつらと仲を取り直すきっかけでも見つけたんだろう・・ でもこのままショーが始まってしまっては、何も面白くねぇからな・・・・そうだ!) 男は先程途中まで話したことを急遽回収すると、別の話を始める。 男A「それでよぉ・・・・。 あの女・・・律って言ったか? そいつが起きた時、あそこにいる見回りの奴らに言ってたんだってよ。 『もう唯なんて、大嫌い、二度と顔も見たくないって・・・・・』ってな・・。」 もちろんそれが真っ赤な嘘だと知っているのはこの場には男Aとあの男女しかいない。 男Aは何気なく男女にアイコンタクトを送ると、男女は悪乗りするかのように頷いた。 唯はあのとき、割とすぐ気が戻ったらしく、 おびえる男女を横目に一番最初に音楽準備室を去っていた。 もちろん、男女が音楽準備室を出たのが、律が目覚めるずいぶん前だということを唯は知らない。 唯「・・・・・・!」 唯は驚きを隠せずにいた。 せっかく自分が素直になって、もう一度・・・と思ったのに、 皮肉にもそれがすれ違うように立場が逆転していたなんて・・・・ 確かに唯は素直になれたのは事実だったが、それは勝手に自分の中で 決めただけであって、現実世界における律たちの立ち居地は変わってはいなかった。 そして唯は、この今の律たちの気持ちというのを 自信に満ち溢れながらも、自分に応えてくれるか少し懸念してたのだった。 再び闇に堕ち始める唯に男は追い討ちをかけるように言った。 男A「せっかくうまくいくと思った仲間にまた裏切られちゃったなぁ・・・・。 ならお前が、おれらに預けているアレはなおさら大事にしなくちゃいけないよなぁ・・・」 男Aは嫌みったらしくそう言うと、唯の頭に手を置く。 この男が言うとおり、現在に裏切られてしまった今、 戻ることのできる過去を象徴するアレは尚更大事にしなくてはいけない。 揺るぐ今よりも、安定していた過去のほうがいい・・・・ 唯の心はまたすっかり悪循環に戻っていた。 すっかり気を落とし、愕然とする唯は、 「これから来る澪たちに最高に冷たく接しろ」 という男の命令に「はい」と答えるしかなかった。 こうして役者をそろえたショーは始まりを迎えようとしていた。 律「ん・・・・ん・・ん」 律はいつかのように魘されながら、意識を取り戻した。 だがそこはいつかの梓の家のように居心地の良い ベッドの上では決してなく、冷たく薄汚いどこかの部屋だった。 後ろは窓になっているようだった。 周りを見てみると、 そこは前にギー太を探しに来たときに一度間違えて入ってしまった音楽室だった。 周りは大勢の大学生の男たちに囲まれていた。 そしてもう一方を見渡すと、澪と梓がいて、意識はあるようだった。 ただ、紬だけは俯いていて律のいる場所からは確認できなかった。 手足は縛られてはいなかったものの、下手に動くと何をされるか わからない状況の中で律は紬の無事を確認しに行く余裕は無かった。 すると、奥から一人の男が出てきた。 律 ・・・・・! その男は唯と会ったときに、中心となって唯に絡んでいた男Aだと律は気づいた。 そんな律の姿も確認しながら、男Aが説明するように言う。 男A「え~今から、俺たちはみなさんをボロボロになるまで、あらゆる術を使って痛みつけます。 でも実はコレ、俺たちの意思じゃなくて、ある人に頼まれて仕方なくやるんです・・・。」 男がそう言うと、周りを囲む男の中から――――唯が現れた。 ! 四人は酷く驚いた顔を見せた。 男はその四人の顔を見て、自分がショーの前に唯を騙しておいて正解だったと思う。 唯はスタスタと歩くと、男Aの隣に並ぶように律たちの前に立った。 男A「みんなも知ってると思うけど、平沢唯ちゃん。 唯ちゃんがどうしてもって言うから、仕方なく引き受けたんだよねぇ・・・」 するとそれまで大人しくしていた梓が叫ぶ。 梓「そんな・・・唯先輩! 信じてたのに」グスン 唯 ・・・・! 唯の心は一瞬揺らぐ。 どうして? 嫌いだったんじゃなかったの? 8
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このページはこちらに移転しました 夕焼けこやけでさようなら 作詞/つまだ サヨナラと言われて振り返り オハヨウと言われて無視したい そんな 他愛ないことにて いつまでも君と帰りたいな 出会いあれど別れ無く 難しいこととわかるから 出会い明日別れ泣き 最後まで笑顔でいたいよ 新しい表札見えて 僕はこっちで君はそっち なんとも皮肉なもんだ 手を振り僕は笑い泣いた